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旅行:2009.04.07 備中高松(岡山)→倉敷→大阪

中国大返し…てみるか。





桃太郎の神社を後にし、次は備中高松へ。

備前一宮吉備津備中高松と近いんだな。
okayama.jpg
だから予定では(電車がつかまらなければここまで歩いてくる計画)で、この辺のプリントアウト地図も携帯。

まあ今日は初夏の様に暑い日だし、もう結構疲れてきたんですが…。

吉備津 12:18発→備中高松12:22着
吉備津備中高松間:140円

備中高松駅には12:22に到着。
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さぁ、ツンツン吉備線に合わせたギチギチプランもコレで最後ですよー。
『ミッション 13:03までに駅に戻ること』  …うはっ。


まずは地図をですねー。
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…とこんな感じなんですよ。はい。

事前にも調べましたけど、吉備津駅とこの駅の中間ぐらいに、秀長が陣取り一番戦線より離れていて、
駅付近や堤防跡ぐらいに官兵衛さん…ですか。
清正はこの攻城戦は西の外れにいて、次の駅(足守駅)の傍に陣跡がある…と、駅の看板に書いてありました。

…まぁ、そっちは寄りませんけど。


まずはですねー、駅前で『変わり種たいやき屋さん』があったので、兵糧確保。
…っていうかお腹空いた、…ぐぅ。
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1個60円だったと思う。チョコとイチゴの二つを買い、歩き食い。


さぁ、線路を超えねばならんので、踏切探しますよっと。
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…ちょっと遠回りした結果、危なく高松城跡に向かっていた自分。
目印の大鳥居を西側からみるハメに。
駅を出て、東に行けば近道だったのにね…。(´・ω・`)…


水攻め跡の目印にもなる大鳥居
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なんでーー??ってなぐらい大きいです。はい。比較用に車が通った瞬間をパシャリ。
この鳥居は、更に北に行ったところにある最上稲荷の鳥居なんだってさ。

遠回りした結果、残り時間が非常にヤバいです。
周りは畑と水路だらけなもんで、史跡へは(…多分あの辺…)と、
もう…地図と、
ざっくりした史跡までの看板を見て、アタリを付けて進むしかありません。

間違ったらそこで試合終了だよ。


なんとかあってたみたいで、着けました。ふぅ。
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この左写真奥が、現場だそうです。
もう…時間がなくて…。
堤防跡傍まではいってません。ホントやばい。。。
なんだかんだ言っても、この辺一帯が水攻め跡地だから、わざわざ形跡が残った一部分にこだわらんでもいっかー、…なんて。

セカセカと歩き回ってみましたが、…思った程、そんなに広くない感じ?
(小さい範囲で密集して両軍が攻防してたんだなー)と感じました。そしてカトキヨは蚊帳の外。


それにしても12日間で3kmの堤防製作は凄いね。


大急ぎで駅に戻り、乗車。
そして倉敷へ。
この辺は乗車してくる学生さんが多いね。


備中高松 13:03発→倉敷13:35着(総社で乗換/13:20着、13:24発)
備中高松倉敷間:400円

はい、着きました。倉敷駅です。
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超ギチギチエリアは終了ー、倉敷では逆にのんびり散策できる様、時間配分をしてみました。
予定では3時間のフリータイム。…っていうかごはん食べたい。


とりあえず、倉敷の美観地区、古い町並みが残っているエリアへ向かいます。

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駅前と大通りの様子。ばっちり栄えてマス。

向かう道すがらも飲食店を探索してみますが、琴線に触れるとこが見つからず。

もう歩き回ってくたくた、
今日は暑いので汗だらだら、
出来ることなら濃ゆい料理、ガッツリ飯が食べたーい、
ラーメンやトマト系パスタの
どろどろ濃ゆいのイキタイ!

(・∀・;).。oO

…と普段なら名物飯に少しこだわる自分が、暴走してました。
ここまで来てラーメン・パスタってなんだよ自分。大阪で食べれるじゃん。


美観地区に着きました。
同士(観光客)が多いです。はい。
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そのなかで、生気のない顔をしていたら、たぶん私です。


旧時代のセットみたいな風景が続きます。
水辺に桜。
画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/53fcee40803de136cae09155c36f843b/1239164719" は壊れているため、表示できませんでした。


美観地区をねりねり歩きながら、風景を楽しんでいると思いきや、
食い入る様に探すは、飲食店。(だめだ、こいつ…。)
観光地で飲食店を探すとは…失敗した…。安パイのそば屋とか和風御膳的なやつばっかだ…。 (´・ω・`)

現在時刻、14時。
外は暑いし、ランチタイムが終わりそうだし、とほほのほ。
画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/53fcee40803de136cae09155c36f843b/1239164720" は壊れているため、表示できませんでした。画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/53fcee40803de136cae09155c36f843b/1239164721" は壊れているため、表示できませんでした。
いい加減、景色のこと書けよですよね、わかります。
侍時代…というよりは、江戸末期や明治っぽいな、と思いました。モダーンな感じ。

現在残る倉敷美観地区の建物は、「天領」時代の豪商の商家を原型とする物が多く、町並みの景観を特徴付けています。(公式HPより)

やっつけ仕事ですね、わかります。
ごめんなさい。なんだかこの街は琴線には触れなかったの。
最初は「綺麗」な感想なんだけれど、20分見て歩いたら、もういいや。…みたいな。
動物園の客寄せパンダを、大勢並んでみている気分って…いうの??
作られた箱庭を歩いてる…というか、
血が流れ、脈を打つ、生きた臭いがしない…。

同じ古都でも、ここは人のいない寂れた風景の方が似合うなー、なんて。
観光特殊化なら、もっとごちゃごちゃした、元気のいい、商売人っぽい街の方が好みなんです。ごめんなさい。
(´-ω-`)



このエリア中央部にある観光案内所でレストランガイドをもらい、ガン見するも、
“濃ゆ〜い”っぽい店は、どうやら無さげ…。
それがいいなら駅前へ行けと。…ガーン(´;ω;`)

こうなったら一番有名なトコで食べてやる!と奮発して、アイビースクエアへ。
画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/53fcee40803de136cae09155c36f843b/1239164768" は壊れているため、表示できませんでした。画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/53fcee40803de136cae09155c36f843b/1239164769" は壊れているため、表示できませんでした。画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/53fcee40803de136cae09155c36f843b/1239164770" は壊れているため、表示できませんでした。

当施設は江戸幕府の代官所跡に明治22年(1889年)に建設された倉敷紡績創業の旧工場で、昭和48年(1973年)に改修され、観光施設として再生された。
また、アイビースクエアの由来となった赤レンガの外壁を覆う蔦は工場であった頃に内部の温度調節のために植えられた。
(wikiより)

ざっくりいうと、江戸後期〜明治、搾取階級の豪奢な跡地です。はい。
あれですよね? 社交界サロンに行っちゃう?的な人種の持ち物、…みたいな。

場違いがおじゃましまーす。



中のレストラン。
ランチタイムぎりぎりの14:30少し前に、なんとか滑り込み。
まるでホテルの様に、給使さんが席案内をしてくれ、イスを引いてくれます。おぉぉ。
期待だktkr!
(あくまでホテル仕様なら、味付けはクラシカルだよな…)とオーソドックスな味を予想。
たまにはそれもいいな。


ネットにきっとメニューが載ってるだろうとメモしてなかったので、詳細があやふや。
たぶん 味覚ランチ 1785円 を選んだハズ。
◇スープ ◇シェフサラダ ◇メイン ◇デザート ◇ドリンク ◇パンorライス


スープはコンソメorコーンスープで、コンソメを。ホテルだし。
ごぼうと鶏団子のスープ。
画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/53fcee40803de136cae09155c36f843b/1239164771" は壊れているため、表示できませんでした。
一口目から「やばい…」と思った。これは何かの間違いか!?
うっ、薄過ぎる…。(´;ω;`)
インスタントスープをお湯多めで溶きました、的な。
おぉぉぉ…と思いながらスプーンで掬って飲み、しばらくして気づく。
…そういやコレ、ごぼう…だった…かな? くたくたに煮込まれた、物体X。ごぼうの風味ゼロ。

メインは、マナガツオのソテー バルサミコソース。
画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/53fcee40803de136cae09155c36f843b/1239164772" は壊れているため、表示できませんでした。
素材の味を存分にどうぞ、ってことですよね。^q^
お酒と共に単品で食べるなら、塩気は薄いものの創作サラダ的な感じで良かったと思います。はい。
ただ…飯のオカズには、無理がある…。
普段はパンを選ぶのに、がっつり飯がよかったのでライスにしたのも、分が悪かった…。
こういう場所で、はじめてテーブルの塩を使いました。
ご飯にかけて、塩おにぎり気分で。…おいしくて、それが悲しくて泣きそうだった。

アイスコーヒーと、ベリー系ムースを挟んだケーキ。
画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/53fcee40803de136cae09155c36f843b/1239164797" は壊れているため、表示できませんでした。
100円ケーキ…までとは言わなくても、200円ぐらいで売っていそうな味。
ケーキが凄く冷たかった。…冷凍ですか?


「1785円じゃあ、そんなはした金では、このクォリティーだわよ!」
…ってことですか? (´;ω;`)
気分と、まったくこうも正反対なものが出てくるなんて…。



橋のたもとには白鳥さんが泳いでいました。優雅な景色です。はい。(´;ω;`)
画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/53fcee40803de136cae09155c36f843b/1239164799" は壊れているため、表示できませんでした。画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/53fcee40803de136cae09155c36f843b/1239164798" は壊れているため、表示できませんでした。

悲しいごはんを食べた後は、傍にある大原美術館へ。入館料1000円。 http://www.ohara.or.jp/
エル・グレコの「受胎告知」、
ゴーギャンの「かぐわしき大地」、
セザンヌの「水浴」、
ドガの「赤い衣裳をつけた三人の踊り子」、
モネの「睡蓮」、
モネの「積みわら」、
ルノワールの「泉による女」、
ロダンの「説教する聖ヨハネ」、

…とか、数十センチの距離で見れるんだもの。
正直、(生きてる間にも見れないだろなー)と思っていた作品達に出会えた!
受胎告知と睡蓮、泉による女を見つけたときはビビった!あまりに凄過ぎて!

よかった、これは本当によかったよ。うん。(*´∀`)b


美術館を見た後は、さーっと駅まで戻りました。寄り道せず。
駅に着いたのが16時過ぎ。


帰りの乗車予定。
倉敷 16:49発→大阪19:58着
(岡山で乗換/17:06着、17:08発 姫路で乗換/18:43着、18:57発)


駅前のデパートでお土産を探すも、…なかなかコレっ!っていうのに巡り会えず。
美味しそうだったので倉敷に全く関係ない「柿次郎」で、
黒胡麻おはぎ(1個120円)と、ずんだおはぎ(1個172円)を買いました。これは美味しかった。


時間は16時20分ごろ。
…さすがに土産がおばぎ1個ずつじゃ…と思ったので、
ほかに駅売店などで探してみるも見当たらず、
岡山駅のあの駅の充実ぶりが恋しくなる。

電車が来るのが16時49分。それまで探すか、時間をつぶすか…。


…んっ、岡山まで戻って探せばいいんじゃね?
岡山駅の接続もタイトな時間だし、乗り逃す心配はなくなるよね??
…という訳で、
岡山駅までお土産を漁りに戻ってみることに。

倉敷岡山間:320円


岡山駅着。
お土産を探す時間は15分ほどある! さぁ充実構内で散策開始だ!
結果、桃ワインにしました。500mlで1050円。
ラベルをみて、岡山のメーカーをチョイス。
東京のメーカーとかもあったケド、う〜ん。

岡山大阪間:2940円


無事お土産を買って、17:08発の電車に乗り込むと、行きに出会ったシルバーだらけ。。。
ま じ で す か ! (;´Д`)
いやだいやだいやだ…と探しまわって、やっと席確保。
ただボックス席で、向かいも隣もおじさん。
向かいさんは膝は伸ばされるし、隣は進出してくるし、見事、缶詰状態。おぉぉ

これから1時間半…。
ストレスを溜めないためにはもう寝るしかないよ、うん。
買ったお土産や荷物を抱えて、丸くなる。


姫路で乗り換え。
同じ電車に乗っていたシルバー達、到着のひと駅前で出口に殺到し、着いたとたんホームを走る。
… ま じ か。(;´Д`)(;´Д`)

行く先は、やっぱり大阪行き。
なんとかこれも席を確保できたよ、うん。
今回はボックス席でも、間が広いから大丈夫だよ。
ただ…後から隣に来たのが、巨漢なおじさん…。
席を侵出してくるわ、肘で押してくるわ。…おまけに大いびきで寝だした…。
まわりをみても、バットな状況、ここしかねぇ。○| ̄|_

電車で長距離移動中、一番楽が出来たのが最初の「大阪ー姫路間」でした。あはっ。

<会計>18きっぷを使わないと…
大阪駅→岡山駅 2940円、岡山駅→備前一宮駅 200円、吉備津駅→備中高松駅 140円、備中高松駅→倉敷駅 400円、倉敷駅→岡山駅 320円、岡山駅→大阪駅 2940円
計:6940円


18きっぷ(1日乗り放題券5枚綴り):11500円(金券ショップで11000円で購入)
一日分:2200円





---
秀吉の中国大返しを、結構最近まで、
『四国から船に乗って岡山に入り、そこから天王山まで戻ってきた』のだと、何の疑いもなく思ってました。
高松って地名が、イコール香川県の思考だったんだな。備中の頭飾りを抜かしてた。
船で大群を移送させた上、戻ってくるなんてすげー!と、間違った感動の仕方もしてました。
…どれだけ秀吉ラインに興味がなかったのか、と。

6月6日に備中高松を出発、
6月7日に姫路城、
6月9日に明石、
6月11日に尼崎、
6月12日に摂津、

そして、6月13日に天王山決戦

…と、この距離をわずか6日で移動したことが、まず凄い。
ただ帰るだけじゃない、着いた後、戦い、勝たないといけないのだ。
電車内で、ただ座ってたり、立ってたりだけでも、しんどがってるヤツ此所に約1名なのに、
走った上にゴールで戦いますか。
・・・・・・・・・・・。 言葉にならない。

老舗ではなく、ベンチャーな空気感だな。これは。
経済界におけるホリエ○ン…みたいな。
さぞ、フ○テレビ的な人達からはウザガラレタのでしょうね。





---
最初のプラン立てで、
倉敷を、最後に・時間を多めにとったのが、ちょっとシクッタナと。
岡山と倉敷を逆にすればよかった。
倉敷はフラッとみるだけで、個人的には充分。
岡山駅付近は、もっと時間をかけて回りたかった…。
… そしたらパン屋にも行けたのにね。

あと、関係ないケド、吉備津神社と、倉敷の、外国人観光客率が高かったです。はい。


今回の反省点でした。それではー。(´・ω・`)ゝ
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