大阪・天保山のサントリーミュージアムで3ヶ月間程開催されていた
「スタジオジブリ・レイアウト展」へいってきました。
>「風の谷のナウシカ」から「崖の上のポニョ」まで、宮崎監督直筆のレイアウトを中心に、高畑・宮崎監督がジブリ以前に手がけた作品も含め、1000点以上のレイアウトを集めた初めての展覧会 by公式hp
人づてに聞いたところ、イベント効果でもの凄い混雑しているらしい。特に休日は。
なんとか最終日+休日という条件の中、人ごみは回避できないかと考えて、閉館の1時間前に行く事に。
「スタジオジブリ・レイアウト展」へいってきました。
>「風の谷のナウシカ」から「崖の上のポニョ」まで、宮崎監督直筆のレイアウトを中心に、高畑・宮崎監督がジブリ以前に手がけた作品も含め、1000点以上のレイアウトを集めた初めての展覧会 by公式hp
人づてに聞いたところ、イベント効果でもの凄い混雑しているらしい。特に休日は。
なんとか最終日+休日という条件の中、人ごみは回避できないかと考えて、閉館の1時間前に行く事に。
ミュージアム玄関口、到着。
見終わって帰っていく人達が多い、しめしめ。
チケットカウンター横の壁一面には「オリジナルまっくろくろすけ」を書いて貼れるコーナーが。

ずらーーっとこいつらが並んでました。ほんと、壮観。(中には8O1ちゃん?も混じってたw
後は内部撮影禁止だから、カメラを閉まってgo!
展示数が半端無いので正直ゆっくりみたら2〜3時間はかかる。こりゃ混むわ。
展示室に入った当初は予想通り空いてました。
ただ見る部分が多すぎるため、先に進む程人がどんどん増えていく。つまり流れが停滞してるのな。


こんなところにも細かい仕事が。(こいつらが点々と道案内してくれる
内部は撮影できないから、接続通路のここだけパシャリ (・∀・)ゝ
展示は古い作品→最新作の順で並べられてるので、トップはナウシカ・ラピュタゾーン。
もの凄い絵に力があって、見てるだけで圧倒されてしまう。
レイアウト紙の枠内を無視して思うままに書き込むなど、フリーダムさが凄い!
デカいレイアウトには紙を二枚セロテープで留めて使用してるんだけど、留め方もガタガタw 雑っ!
好きなものに内の情熱をぶつけている、暴走する熱量を感じました。
そのゾーンを過ぎて次ぎにいくと、蛍の墓・トトロ・魔女の宅急便の時代へ。
ここからが急にオトナシくなっててギャップに驚いた!
レイアウト紙の指定枠にきちんと収めてるし、セロテも2枚平行になる様留めている…。
熱量をぶつけてくる才能むき出しの奇人クリエーターではなく、ルール遵守の常識人…というか。
このころだっけな、色付けがデジタル化しだして、その影響もあるのかもしれないね。
ここから先はきちんとした常識的レイアウトが並んでくんだけど、もののけ姫になるとまた初期のむき出しクリエーターレイアウト化。千と千尋は奇人と常識人絵が混ざってた。
全体的にはこんな印象でした。
展示物の他には、高畑、宮崎両名の現場を語るビデオも流れてて。(各5分ほど
高畑さんは「レイアウト作業」ができた時代背景を語ってた(ような ←あやふや
当時色付けは手作業で、そんな速度も望めない時代にハイジというTVアニメの仕事が来て現場がギリギリの状態に追いつめられた中、創作された(宮崎さんが勝手にやりだした)行程だとか。
宮崎さんは「レイアウト作業」の内容や意義を語ってた(ような ←あやふや
昔はセル画絵師が自分の担当するコンテを見て、自分で構成を考えていたらしい。
それを画面構成(レイアウト)は宮崎さんが一手に手がけて、後行程のセル画絵師はスムーズに作業ができ効率があがる、と。
パラパラ漫画に例えると、
どういう物語の流れにするのか骨子の台本が「コンテ」で、
枠のどの位置にどういうバランスで置くか考えるのが「レイアウト」、
あとはそれをみてパラパラすると動く様にズラしながら描いて動きを持たせるのが「セル画」…って感じ?
そういう話の流れのなかで宮崎さんは、背景などは「精密・正確さ=最上級」ではない、とも。
人の目は正しく世界を見ている訳ではない。興味のあるものは大きく、興味のないものはほとんど存在感がない。
だから自分はあまり補助線を引いて計算正しく描くのが好きじゃない。
あくまで自分は「人の目からみた世界」を描いているから。歪みを持たせている。
作業場でも自分で撮った写真を参考に背景を描いている子もいますが、その写真の風景は「一眼レフがみた世界」なんですよ。
自分の目で見た世界を描いた方がいい。その方が人に近いでしょ?と。
あと、先に書いたTVハイジ制作を請け負った修羅場の中、背景をそれぞれに描いていたら間に合わないので、大きな紙に背景を描いてそれで5カット分取った話とか。
こういう、こだわる部分と、ザックリ切り捨てる決断力が素敵だなぁ。
ほんとに展示物が多くて、後半はさーっと流す様にしか見れませんでした。(ぽにょ系はほとんど見てない
なんとか閉館時間に合わせて展示室を飛び出し(まだ残ってる人もいっぱいいた)出口の物販コーナーに行くと、
そこは満員電車並みの混雑… ( Д ) ゚ ゚
ジブリの力ってすげーなーと感心して家に帰りました。
見終わって帰っていく人達が多い、しめしめ。
チケットカウンター横の壁一面には「オリジナルまっくろくろすけ」を書いて貼れるコーナーが。
ずらーーっとこいつらが並んでました。ほんと、壮観。(中には8O1ちゃん?も混じってたw
後は内部撮影禁止だから、カメラを閉まってgo!
展示数が半端無いので正直ゆっくりみたら2〜3時間はかかる。こりゃ混むわ。
展示室に入った当初は予想通り空いてました。
ただ見る部分が多すぎるため、先に進む程人がどんどん増えていく。つまり流れが停滞してるのな。
こんなところにも細かい仕事が。(こいつらが点々と道案内してくれる
内部は撮影できないから、接続通路のここだけパシャリ (・∀・)ゝ
展示は古い作品→最新作の順で並べられてるので、トップはナウシカ・ラピュタゾーン。
もの凄い絵に力があって、見てるだけで圧倒されてしまう。
レイアウト紙の枠内を無視して思うままに書き込むなど、フリーダムさが凄い!
デカいレイアウトには紙を二枚セロテープで留めて使用してるんだけど、留め方もガタガタw 雑っ!
好きなものに内の情熱をぶつけている、暴走する熱量を感じました。
そのゾーンを過ぎて次ぎにいくと、蛍の墓・トトロ・魔女の宅急便の時代へ。
ここからが急にオトナシくなっててギャップに驚いた!
レイアウト紙の指定枠にきちんと収めてるし、セロテも2枚平行になる様留めている…。
熱量をぶつけてくる才能むき出しの奇人クリエーターではなく、ルール遵守の常識人…というか。
このころだっけな、色付けがデジタル化しだして、その影響もあるのかもしれないね。
ここから先はきちんとした常識的レイアウトが並んでくんだけど、もののけ姫になるとまた初期のむき出しクリエーターレイアウト化。千と千尋は奇人と常識人絵が混ざってた。
全体的にはこんな印象でした。
展示物の他には、高畑、宮崎両名の現場を語るビデオも流れてて。(各5分ほど
高畑さんは「レイアウト作業」ができた時代背景を語ってた(ような ←あやふや
当時色付けは手作業で、そんな速度も望めない時代にハイジというTVアニメの仕事が来て現場がギリギリの状態に追いつめられた中、創作された(宮崎さんが勝手にやりだした)行程だとか。
宮崎さんは「レイアウト作業」の内容や意義を語ってた(ような ←あやふや
昔はセル画絵師が自分の担当するコンテを見て、自分で構成を考えていたらしい。
それを画面構成(レイアウト)は宮崎さんが一手に手がけて、後行程のセル画絵師はスムーズに作業ができ効率があがる、と。
パラパラ漫画に例えると、
どういう物語の流れにするのか骨子の台本が「コンテ」で、
枠のどの位置にどういうバランスで置くか考えるのが「レイアウト」、
あとはそれをみてパラパラすると動く様にズラしながら描いて動きを持たせるのが「セル画」…って感じ?
そういう話の流れのなかで宮崎さんは、背景などは「精密・正確さ=最上級」ではない、とも。
人の目は正しく世界を見ている訳ではない。興味のあるものは大きく、興味のないものはほとんど存在感がない。
だから自分はあまり補助線を引いて計算正しく描くのが好きじゃない。
あくまで自分は「人の目からみた世界」を描いているから。歪みを持たせている。
作業場でも自分で撮った写真を参考に背景を描いている子もいますが、その写真の風景は「一眼レフがみた世界」なんですよ。
自分の目で見た世界を描いた方がいい。その方が人に近いでしょ?と。
あと、先に書いたTVハイジ制作を請け負った修羅場の中、背景をそれぞれに描いていたら間に合わないので、大きな紙に背景を描いてそれで5カット分取った話とか。
こういう、こだわる部分と、ザックリ切り捨てる決断力が素敵だなぁ。
ほんとに展示物が多くて、後半はさーっと流す様にしか見れませんでした。(ぽにょ系はほとんど見てない
なんとか閉館時間に合わせて展示室を飛び出し(まだ残ってる人もいっぱいいた)出口の物販コーナーに行くと、
そこは満員電車並みの混雑… ( Д ) ゚ ゚
ジブリの力ってすげーなーと感心して家に帰りました。
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