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大坂の陣を歩こう! 九度山&道明寺散策レポート


場所のおさらい。ー九度山&道明寺ー
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大坂の陣を歩こう! …と銘打っとりますが、結果論でこうなりました。

九度山行きたいなー、近いしなー、でもなー、
…とずっとうだうだだったので、えいっ!行っちゃえ!と。 うん、勢いって大事だね。

九度山は決定したんだけど、折角大阪南部エリアに行くなら、他も回っちゃえ!と持ち前の貧乏性を発揮!
最初に候補に挙がったのは「弘川寺」や「聖徳太子、小野妹子の墓」などがある富田林方面。
しかしながらレンタサイクル屋は駅前に有るらしいけど、地図を注視してると肝心の史跡が高地にあるっぽい。
弘川寺へのバスも本数少ないし、行って帰って次に飛鳥組の墓…となると、時間が読めない。
墓も奥まった場所にあるみたいなんだな。

…う〜ん、としばし考え、最終的に(墓が見たいか?)が争点となり、結果見送りとなりました。
墓よりもその人達が生きてた臭いの染み付いてる場所がいいな…とプランを考え直し、
地図を眺めると道明寺発見。
史跡も歩こう会できる範囲だし、ここに決定!


今回は南海電鉄を使います。
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なんば9:24発→九度山10:29着
料金:770円


乗り換えなしの直通で楽だ。
売店でお茶とクッキーを買い、朝食&非常食用に携帯。発車待ちの間もしゃもしゃ。

本日は土曜日ですけど、座席が埋まる程度のはんなりな乗車率。
ぽけーっと小一時間乗ってるだけで、九度山到着!

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九度山駅は片側にしか改札がないので、線路を下りて渡ります。まずコレに驚いた。

駅を出たら丁寧な案内板があるので、それで確認。
どうやら小川の道沿いに行けばいいらしい。
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これからの行程
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九度山のメインストリートは視界から自動車が消えることはなかったくらい、適度な交通量がありました。結構スピードも出してるので注意。
歩道は見ての通り…狭いです!
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この狭い歩道をまーっすぐ進むと、やがてGSと真田庵の看板が見えてきます。
その看板に沿って、路地へ進むと…
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じゃーん! 真田庵
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史跡的には「善名称院」という名前で、真田昌幸、幸村父子の隠棲屋敷跡として県の史跡に指定。
創建は1741年だそうで、…住んでたままの屋敷ではないんだね。(´・ω・`)
六文銭紋、結び雁金紋、菊紋の3つが扉に彫ってありました。


雷封じの井
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幸村が雷をこの井戸へ封じ込めたらしいです。…なんぞそれ。


真田地主大権現
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真田昌幸、幸村、大助の御霊を祀っているそうです。
右写真は昌幸の墓らしい。


真田庵の植物達。
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松はだいぶと大きかったので、彼らが生きてた時代に既に生えていたかな?と思うんですが、江戸中期の建築だしなぁ…どうだろう?

善名称院
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こっちが本館です。
今日は寺の人はお出かけだったみたい。(売店に張り紙がしてあった


そして別館の資料館
係の人も誰も居ず、電気も消えているので、セルフで換気扇と電気をつけ、
指定された玄関先の箱に入館料200円を入れ、ご自由にお取りくださいのポストカードをひとつ貰い、いざ拝見!

当時の生活っぷりを再現した土間やら、
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幸村直筆の書状
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直筆系はまじまじと見るよ!
うん、まとまっててバランスが良くて、丸みと涼やかさのある、生真面目な綺麗な字。
でもこの人、…はなから丸い人間ではないなぁ…と。
自己コントロールをしきって臭さを消したような字に見えマス。…ちょっと怖い。


幸村が使った陣幕
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簡素でフイタw
木綿の布に、朱肉で丸と四角か…。てっきり赤布に白抜きだと思ってたので、いや、機能的だな…と。


真田昌幸と幸村の肖像画
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よく歴史系で見ます、はい。


左:真田三代記(江戸時代著)  中央:幸村使用の水馬の鐙  右:幸村使用の飯盒
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左:幸村の書状その2  中央:真田昌幸自作の木彫の犬  右:木彫の犬ドアップ
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左:大坂夏の陣で幸村使用の十文字槍  中央:真田紐各種  右:その他の展示物など
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幸村の槍を見てたんですケド、…う〜ん、細すぎないかなぁ、と。
槍先が20cmぐらいで、刃の厚さが1cmもない…。(5mmぐらい? ドスじゃなくカッターナイフ的な…
鎧とか革製品プラスの人肉に食い込ませたら、…こう、パキッと折れそう。
それとも、お宝として研ぎ過ぎて細くなったとか?


そしてどうしてここに!?的なお宝。
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桃園天皇の装束。


一時間程見て回って、庵より退出。
来たメインストリートを更に西へ進み、慈尊院を目指します。

真田庵の解説版にもあったけど、真田家が住んでいた信州の地形と九度山は似ているらしい。
確かに川がすぐ近くを通ってるんだよなぁ…。(上田城は千曲川が近くを流れてた
故郷と似ている場所を選んだのかな?
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そんなことをぼちぼち考えながら、民家がひしめく田舎道を通って、着きましたよ、慈尊院
(また裏口から入って来たみたい…
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ここも世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部だそうで。

高野山で空海が修行していたとき、空海の母が息子の様子を見に讃岐国から出てきたが、高野山は女人禁制なので
この慈尊院のあった場所に滞在して、弥勒菩薩を篤く信仰していたとか。
そんな訳で空海はひと月に九度(…ぐらい頻繁に)高野山から下りて来て母の様子を訪ねて来たので九度山という地名になったらしい。(なるほど!
母が亡くなったので弥勒菩薩の別名「慈尊」をとって慈尊院と名付けた…らしいです。
その後、空海の母が入滅して本尊に化身したという信仰が盛んになり、
ここは女人結縁の寺、女人の高野山参りはここで…ということで女人高野とも呼ばれている…らしいです。うん。  byウィキ



弥勒堂(重要文化財)
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ここに立体おっpいの絵馬が沢山飾ってありました。( ゚∀゚)o彡°
このお堂が空海母の住まいだったそうです。


多宝塔と正門。
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このお寺から階段を挟んで丹生官省符神社に繋がっています。
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…登るよ、うん。(´・ω・`)


丹生官省符神社
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空海が慈尊院を開いた時、ここに丹生都比売明神を勧請したのが始まりだとか。
本殿三棟は国重要文化財。


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周りには竹林も広がっていて、風がさわやか〜。
巨木が祀ってありました。

…という訳で、この旅で高野山の入り口まで来たことになりました。



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駅への帰り道は紀ノ川沿いの広い道路を通る。


それにしても南海電車でなんばからここまで来て、この高野山までの筋は拓けていることに驚いた。
他の地方へは小一時間も進むと、すぐ田んぼとか山とか、人口密度の低い風景が広がるのに、
大坂ー高野山ラインはみっしり民家…というか。
それだけ高野山への道は主要道路ってことなのかな?(同じ霊山でも吉野とは違うなぁ…


歩いてぼちぼち九度山駅まで戻り、タイムテーブルが1時間に2本程なので、電車が来るまで駅で朝に買ったお菓子を食べる。お昼ごはんはどの場所で食べようかなー。(・3・)


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