9月26日(日曜日)に長谷寺まで遠足にいってました。(・∀・)
もう何回か出てきている家の女衆3人で行く遠足旅行。すごく…ゆるいです。(;´Д`)
前から近場一人旅で近鉄沿線旅行をするならここ行こう!と脳内企画していた長谷寺。
病気やら、病気のぶり返しやらで、のびのびになってたのが、
2010年の暑〜い夏は(体力的に)遠くへ行けなかったので、
やや涼しくなった頃合いを見計らって、他の二人に企画を提出。見事可決(・∀・)
家アイコンの場所が長谷寺です。エリアとしては三輪神社や飛鳥のご近所さん。
もう何回か出てきている家の女衆3人で行く遠足旅行。すごく…ゆるいです。(;´Д`)
前から近場一人旅で近鉄沿線旅行をするならここ行こう!と脳内企画していた長谷寺。
病気やら、病気のぶり返しやらで、のびのびになってたのが、
2010年の暑〜い夏は(体力的に)遠くへ行けなかったので、
やや涼しくなった頃合いを見計らって、他の二人に企画を提出。見事可決(・∀・)
家アイコンの場所が長谷寺です。エリアとしては三輪神社や飛鳥のご近所さん。
9時半に家を出発。いかにものんびりとしたプランです。
ちなみに今回は近場なので電車の時間とか全然調べてません!
一時間に3〜4本電車がくる駅は、調べなくても大丈夫!キリッ!
近鉄難波 → 長谷寺 730円
ゆっくり座れる!という理由だけで普通電車に乗り、11時頃に長谷寺駅に到着。(・∀・)


家などは密集してますが、<コンビニとかないよ〜>的な、住宅街と田舎の境目っぽいです。
やっと涼しくなってきたとはいえ、日中はやっぱり汗ばむ陽気。アチアチ
駅でトイレタイムを済ませ、外をみると歓迎の文字と門。
先客に20代前半らしき可愛らしいお嬢さんが二人、門を探りつつウロウロしていましたが、
その後駅前タクシーに乗車。目的地は一緒の長谷寺かな?(*´∀`)
ちなみに長谷寺まではタクシー初乗り料金で行ける様です。(目安が看板に書いてあった)

まっ…我々は今日ここしか行かないし、遠足なので歩きます。はい。

門をくぐると民家沿いに階段が続き、


舗装された道を、下りたり、進んだり…

途中で歴史街道の碑も発見。

のんびり10分ぐらい歩くと交差点につきます。

初瀬〜!(・∀・)!

交差点を渡ってすぐに川と橋があるので、それを越えていくと…

参道の風景になってきます。
この辺は道路も広く旅館やお店が多いです。
ちなみに長谷寺入り口前は草餅屋乱立地域なんですが、
個人的には道沿いにある和菓子屋さんの草餅が一番おいしかったです。(*゚∀゚)=3
帰り道に寄ったんですが、こちらの和菓子屋さんは長谷寺や近所のお茶屋さんに卸しているとか。
他所の草餅が黒あんに対して、ここのは白あんで、あんにもよもぎがブレンドという、
とてもよもぎの香り高い仕様!うまうま!
試食もひょいひょいくれて、並べてある和菓子の内容を聞くとそれも試食用に出してくれる剛毅っぷり!
(自分とこで作ってるからできることなのね〜(*´∀`*))
と職人さんっぽい気質にほっこりしました。
パインのおすすめはここの草餅です。はい。(`・ω・´)b

和菓子屋さんの近くにある茶房。日本家屋で素敵!
一服しようか迷いましたが、とりあえずもう少し進もうとなり一気に寺まで目指す!(`・ω・´)


メインストリートを抜けると傾斜のある細い道につながります。
つまりここが表参道ですね。
日曜の正午頃というのに活気が…ない。( ´・ω・`)

12時前でしたがまだ開店準備中の店が多く、1店だけ稼働中だったのでそこで草餅タイム!
鉄板で焼かれた草餅は香ばしくて美味しい♪ 一個90〜100円ぐらい。


長谷寺到着! 門がデカイ!(・∀・)
長谷寺
花の御寺と呼ばれ、全国区の知名度を誇るお寺。
西国33所巡りの第8番札所でもあります。
山号は豊山と号し、建立は686年。現在の本堂は1650年に徳川家光が寄進。国宝です。
拝観料500円を払い、まずは長い登廊を歩きます。


登廊
1039年に造られた重要文化財。上中下の三廊に分かれる。
参拝客が歩く下、中廊は1889年再建。
登廊の途中で寺経営の茶房があったのでここにて休憩!(ちなみに行きと帰りは通路が違うので、行きしか寄れません)




純日本家屋で、広々とし、清々しい(*゚∀゚)=3
入り口でお茶代500円を払い、いざ中へ。客は自分たちだけだったので貸し切り状態♪
中は毛氈が敷いてあり、座敷でも良いし、椅子と机もあるのでそこで飲んでもおkです。
お抹茶とお干菓子。和三盆の落雁でした。
ふもとにある和菓子屋さんのものなのね。うまうま。(・m・)


庭の景色、至る所に彼岸花が咲き乱れております。

お茶を飲んで休憩したら、登廊のつづき。
一段が10cmぐらいだから、逆に上りにくい。
本堂のある頂上に到着!(;゚∀゚)=3

芭蕉さんの句碑もあります。




本堂。
舞台もあり、与太話などでは「清水寺や長谷寺の舞台は、昔は一般庶民の遺体を投げて捨てていた投棄場だった」とかいわれてますが、うん、まぁ違う様です。(無縁仏を祀るお寺ではあるらしいんですが)
山上の寺に担いで登り捨てるよりは、平地に埋めた方が楽だっていう…ね。
このお寺は、枕草子、源氏物語、更級日記などにも登場し、
貴族や女御なども京からわざわざ足しげく通っていたという、人気のあるお寺です。
舞台に立って景色を眺めていると、団体についた解説員の人の説明が耳に入ってきたのでそれによると、
古代より龍神信仰が栄え、日照りや洪水などが起こらない様に人々は信心していた。
その龍神は奈良にある猿沢池に住むと言われ、ここ長谷寺に勧請されるという。
ここの登廊は竜の背を表している。
ここから見える山々は、平安時代よりご禁制とされ、切ったり入ったりが禁止されてきた。
なので現代の作られた杉だらけの山とは違い、昔ながらの貴重な植物があふれている。

…だそうです。
本堂から西の方向に塔がみえます。

(前提:遠くなかったら)あそこまで行ってみようか!ということになり、移動。

めずらしいなぁ〜、白い彼岸花も自生してます。

本堂の裏手にあるここを上ったら納骨堂らしいけど、塔はどれぐらい登ればいいんだろう…
とドキドキしてると…

歩いて5分ぐらいでつきました。w (´3`)アルェ〜?


他には旧三重塔の跡地も。ここでも豊臣秀頼名で寄進してます。がんばれ且元っちゃん!
近畿各地にこの秀頼寄進跡があり、どんだけ秀吉の遺産があってん!って感じです。お金持ちだなー!(´・ω・`)


さぁ帰り道。石段を降りていきます。



塔の近くで振り返った、長谷寺の舞台。
やっぱり遠く見えるんだけどなぁ〜。実際に歩いたら近いな〜(・∀・)
境内の建物に使われていた鬼瓦。まさに鬼瓦!
境内の小さな池には亀がいっぱい休憩中。
ということで下山してきました。

お昼ご飯どうするべ?ということで相談しつつ、とりあえず参道で買い食いした栃餅。
栃の味ぃ?(´・ω・`) 自分の雑な舌では普通の大福でした。
お餅を購入すると店の方に「お茶でもどうぞどうぞ」と言われ、麦茶ををごちそうになりました。きっとアレは六条麦茶!
餅を食べつつお話を聞くと、
10年ぐらい前まではこの参道にみっしり観光客があふれていて、向こうのお店が見えなかった。(道幅2mほど)
加えて、昔は自分達のようにJRの駅から歩いてお寺までこられるお客さんが多く、
JR駅までの商店は賑わっていたが、数年前に寺の横に大型バスの止まる駐車場ができたため、
人通りが変わり門より少し離れたお店は壊滅的な打撃を受けた。
…そうです。
確かに…寂れていたなぁ…(;´Д`)
あと、
10月10日に天皇陛下が参られ、本来なら参拝者と同じように階段を登られるそうだけど、
体調が悪かったらスロープを車にて登られるのでは?
など地元ならではの話が聞けました。(・∀・)ヤッター!
自分たちが今しがた歩いてきた道のりを数日後に天皇陛下も通られるなんて、なんか感激ひとしお(・∀・)!
すごいなー、すごいなー!
お店で充分休憩した後、昼ご飯の散策に駅に向かうがてら覗いてみたんですが、
がっちり御膳系が多くて、抹茶+餅2つを食べてるこの一行は余り食指が動かず…。
メニューに「名物よもぎうどん」とかもあってトキメいたんだけどね!
絶対、ゲテモノカテゴリーだよね!w
帰りの空いてる電車に乗り、一路難波へ。

長谷寺 → 近鉄難波 730円
16時頃に難波着。
難波の地下街で和食を食べました。ざるそばうまうま!

そうそう、最後に、
今回の旅の後押しにもなったパインの好きな百人一首の句、
「うかりける ひとをはつせのやまおろし はげしかれとはいのらぬものを」
ですが、これ失恋の歌だったそうです。(;´Д`)
歌い手の源俊頼朝臣が
つれない彼女が自分に振り向いてくれる様、長谷寺の観音様にお願いしたのに、態度がよりいっそう酷くなったお!
悪化するなんて誰もお願いしてないお!
とm9したことをしたためたようで。
残念だったね!源俊頼たん(^ω^)
…歌の音の響きはよかったんだけどなー(´・ω・`)
そんなことで、お疲れさまでした。
ちなみに今回は近場なので電車の時間とか全然調べてません!
一時間に3〜4本電車がくる駅は、調べなくても大丈夫!キリッ!
近鉄難波 → 長谷寺 730円
ゆっくり座れる!という理由だけで普通電車に乗り、11時頃に長谷寺駅に到着。(・∀・)
家などは密集してますが、<コンビニとかないよ〜>的な、住宅街と田舎の境目っぽいです。
やっと涼しくなってきたとはいえ、日中はやっぱり汗ばむ陽気。アチアチ
駅でトイレタイムを済ませ、外をみると歓迎の文字と門。
先客に20代前半らしき可愛らしいお嬢さんが二人、門を探りつつウロウロしていましたが、
その後駅前タクシーに乗車。目的地は一緒の長谷寺かな?(*´∀`)
ちなみに長谷寺まではタクシー初乗り料金で行ける様です。(目安が看板に書いてあった)
まっ…我々は今日ここしか行かないし、遠足なので歩きます。はい。
門をくぐると民家沿いに階段が続き、
舗装された道を、下りたり、進んだり…
途中で歴史街道の碑も発見。
のんびり10分ぐらい歩くと交差点につきます。
初瀬〜!(・∀・)!
交差点を渡ってすぐに川と橋があるので、それを越えていくと…
参道の風景になってきます。
この辺は道路も広く旅館やお店が多いです。
ちなみに長谷寺入り口前は草餅屋乱立地域なんですが、
個人的には道沿いにある和菓子屋さんの草餅が一番おいしかったです。(*゚∀゚)=3
帰り道に寄ったんですが、こちらの和菓子屋さんは長谷寺や近所のお茶屋さんに卸しているとか。
他所の草餅が黒あんに対して、ここのは白あんで、あんにもよもぎがブレンドという、
とてもよもぎの香り高い仕様!うまうま!
試食もひょいひょいくれて、並べてある和菓子の内容を聞くとそれも試食用に出してくれる剛毅っぷり!
(自分とこで作ってるからできることなのね〜(*´∀`*))
と職人さんっぽい気質にほっこりしました。
パインのおすすめはここの草餅です。はい。(`・ω・´)b
和菓子屋さんの近くにある茶房。日本家屋で素敵!
一服しようか迷いましたが、とりあえずもう少し進もうとなり一気に寺まで目指す!(`・ω・´)
メインストリートを抜けると傾斜のある細い道につながります。
つまりここが表参道ですね。
日曜の正午頃というのに活気が…ない。( ´・ω・`)
12時前でしたがまだ開店準備中の店が多く、1店だけ稼働中だったのでそこで草餅タイム!
鉄板で焼かれた草餅は香ばしくて美味しい♪ 一個90〜100円ぐらい。
長谷寺到着! 門がデカイ!(・∀・)
長谷寺
花の御寺と呼ばれ、全国区の知名度を誇るお寺。
西国33所巡りの第8番札所でもあります。
山号は豊山と号し、建立は686年。現在の本堂は1650年に徳川家光が寄進。国宝です。
拝観料500円を払い、まずは長い登廊を歩きます。
登廊
1039年に造られた重要文化財。上中下の三廊に分かれる。
参拝客が歩く下、中廊は1889年再建。
登廊の途中で寺経営の茶房があったのでここにて休憩!(ちなみに行きと帰りは通路が違うので、行きしか寄れません)
純日本家屋で、広々とし、清々しい(*゚∀゚)=3
入り口でお茶代500円を払い、いざ中へ。客は自分たちだけだったので貸し切り状態♪
中は毛氈が敷いてあり、座敷でも良いし、椅子と机もあるのでそこで飲んでもおkです。
お抹茶とお干菓子。和三盆の落雁でした。
ふもとにある和菓子屋さんのものなのね。うまうま。(・m・)
庭の景色、至る所に彼岸花が咲き乱れております。
お茶を飲んで休憩したら、登廊のつづき。
一段が10cmぐらいだから、逆に上りにくい。
本堂のある頂上に到着!(;゚∀゚)=3
芭蕉さんの句碑もあります。
本堂。
舞台もあり、与太話などでは「清水寺や長谷寺の舞台は、昔は一般庶民の遺体を投げて捨てていた投棄場だった」とかいわれてますが、うん、まぁ違う様です。(無縁仏を祀るお寺ではあるらしいんですが)
山上の寺に担いで登り捨てるよりは、平地に埋めた方が楽だっていう…ね。
このお寺は、枕草子、源氏物語、更級日記などにも登場し、
貴族や女御なども京からわざわざ足しげく通っていたという、人気のあるお寺です。
舞台に立って景色を眺めていると、団体についた解説員の人の説明が耳に入ってきたのでそれによると、
古代より龍神信仰が栄え、日照りや洪水などが起こらない様に人々は信心していた。
その龍神は奈良にある猿沢池に住むと言われ、ここ長谷寺に勧請されるという。
ここの登廊は竜の背を表している。
ここから見える山々は、平安時代よりご禁制とされ、切ったり入ったりが禁止されてきた。
なので現代の作られた杉だらけの山とは違い、昔ながらの貴重な植物があふれている。
…だそうです。
本堂から西の方向に塔がみえます。
(前提:遠くなかったら)あそこまで行ってみようか!ということになり、移動。
めずらしいなぁ〜、白い彼岸花も自生してます。
本堂の裏手にあるここを上ったら納骨堂らしいけど、塔はどれぐらい登ればいいんだろう…
とドキドキしてると…
歩いて5分ぐらいでつきました。w (´3`)アルェ〜?
他には旧三重塔の跡地も。ここでも豊臣秀頼名で寄進してます。がんばれ且元っちゃん!
近畿各地にこの秀頼寄進跡があり、どんだけ秀吉の遺産があってん!って感じです。お金持ちだなー!(´・ω・`)
さぁ帰り道。石段を降りていきます。
塔の近くで振り返った、長谷寺の舞台。
やっぱり遠く見えるんだけどなぁ〜。実際に歩いたら近いな〜(・∀・)
境内の建物に使われていた鬼瓦。まさに鬼瓦!
境内の小さな池には亀がいっぱい休憩中。
ということで下山してきました。
お昼ご飯どうするべ?ということで相談しつつ、とりあえず参道で買い食いした栃餅。
栃の味ぃ?(´・ω・`) 自分の雑な舌では普通の大福でした。
お餅を購入すると店の方に「お茶でもどうぞどうぞ」と言われ、麦茶ををごちそうになりました。きっとアレは六条麦茶!
餅を食べつつお話を聞くと、
10年ぐらい前まではこの参道にみっしり観光客があふれていて、向こうのお店が見えなかった。(道幅2mほど)
加えて、昔は自分達のようにJRの駅から歩いてお寺までこられるお客さんが多く、
JR駅までの商店は賑わっていたが、数年前に寺の横に大型バスの止まる駐車場ができたため、
人通りが変わり門より少し離れたお店は壊滅的な打撃を受けた。
…そうです。
確かに…寂れていたなぁ…(;´Д`)
あと、
10月10日に天皇陛下が参られ、本来なら参拝者と同じように階段を登られるそうだけど、
体調が悪かったらスロープを車にて登られるのでは?
など地元ならではの話が聞けました。(・∀・)ヤッター!
自分たちが今しがた歩いてきた道のりを数日後に天皇陛下も通られるなんて、なんか感激ひとしお(・∀・)!
すごいなー、すごいなー!
お店で充分休憩した後、昼ご飯の散策に駅に向かうがてら覗いてみたんですが、
がっちり御膳系が多くて、抹茶+餅2つを食べてるこの一行は余り食指が動かず…。
メニューに「名物よもぎうどん」とかもあってトキメいたんだけどね!
絶対、ゲテモノカテゴリーだよね!w
帰りの空いてる電車に乗り、一路難波へ。
長谷寺 → 近鉄難波 730円
16時頃に難波着。
難波の地下街で和食を食べました。ざるそばうまうま!
そうそう、最後に、
今回の旅の後押しにもなったパインの好きな百人一首の句、
「うかりける ひとをはつせのやまおろし はげしかれとはいのらぬものを」
ですが、これ失恋の歌だったそうです。(;´Д`)
歌い手の源俊頼朝臣が
つれない彼女が自分に振り向いてくれる様、長谷寺の観音様にお願いしたのに、態度がよりいっそう酷くなったお!
悪化するなんて誰もお願いしてないお!
とm9したことをしたためたようで。
残念だったね!源俊頼たん(^ω^)
…歌の音の響きはよかったんだけどなー(´・ω・`)
そんなことで、お疲れさまでした。
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