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霊山に行こう! 吉野散策レポート


場所のおさらい。ー吉野ー
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ことの発端はまたもや自分の思い付き。
大阪にながーいこと住んでるのに、近畿圏の名所で行ってないとこが結構あって。
折角行きやすい土地にいるのだから、行っとくべし!な場所はどこかな?と知恵を絞ったところ、「熊野古道」という解がでました。

そして家族女衆3人で熊野古道ツアーに申し込もう!としてたところ、
互いの予定をすり合わせてたら人員満了になってしまったので、代替案を考える。
熊野古道関係のウェブを見ていると、
どうやら吉野・大峯も世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」に入っているらしいです。
…これは熊野古道でなくても、世界遺産アタックチャンスか!?
ということで、代替案に吉野を提出。見事、可決。

はい、今回は『紀伊山地の霊場と参詣道』吉野へ行ってきました!

吉野へ決まったら、プラン練り。ネットを徘徊して楽&見所プランをねる。
前日、インテックスから帰ってきたら、電車の時刻表を検索して、
時間を最終決定。

またまた近鉄線をご利用しますよ〜。(。+・`ω・´)シャキーン

なんば8:35発→上本町8:38着
(乗り換え)上本町8:52発→大和八木9:25着
(乗り換え)大和八木9:28発→橿原神宮前9:33着
(乗り換え)橿原神宮前10:00発→吉野10:53着

<料金
なんば→吉野 1010円


なんば駅で予定より早い便に乗れたので、上本町駅のホーム内喫茶で朝食をば。
モーニング・ホットドックセット。(400円
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乗り換えの為、10分ほどしかないので急いで食べる。


大和八木駅の接続で、またまた予定より早い便に乗れたので、橿原神宮前駅にて30分ほど自由タイム。
…それならここでゆっくりモーニングを食べれたのにぃ!

駅で吉野のパンフレット&地図を見繕い、ドトールに入って検討。
(近鉄のぶらり沿線散策マップは見やすくて、地図もついてて便利!超お勧め!
(ここで私以外の二人は勧めてもパンフを取らなかった…えっ、my地図いらないの?  ←嫌な予感

時間になったのでホームへ。ここから小一時間乗ります。
電車でおしゃべりしてたら、吉野駅到着。
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駅前からロープウェイに3分ほど乗って吉野山駅まで行く手もあるけど、
歩いても20〜30分ほどだそうなので、歩くプランを立ててきたのだ。
(今から思えばこれが失敗だった…

山頂の吉野山駅からはコミュニティバスが出ていて、それで一気に山奥の奥千本口バス停まで行き、
観光しながら下山する方法(徒歩2時間ほど)が楽…だとネットで仕入れたので、そうしよう(・∀・)と。
このバスが過疎便で、11:40発を逃すと13:40発まで待つことになるのだ。
歩き時間にだいぶ余裕を持たせたので、…大丈夫だよね?


吉野駅前。やはり観光地らしく、駅前は華やか〜!
写真に変な色が映り込んでるけど、気にしない〜(肉眼ではピンク靄的なものなかったのに…
ご当地ソフトクリーム。上がよもぎ味、下が桜味。(250円
この桜味がおいしかった!
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結果だけ言うと、この後山登り紀行が始まる(笑)。
一人旅だと売店の人や看板で充分確認するんだけど、同行者がいたので緩んでいたというか…。
多数決になった場合、確執的なのがめんどいので引っ込むというか…。

吉野の駅前よりすぐのロープウェイ代わりのハイキングコースに向かう時、
分かれ道になっててね…うん…
ひとつは細い田舎道、
ひとつは立派な国道、
こっちじゃないの?と細道を指したら、後の二人はこっちでしょ!と国道に進んでったから(まぁ…いいか…)と思ったのが運の尽き。
がっちり違う道を選んでました…。

結果、こういう道のりに。
予定のプラン:緑→歩き部分、ピンク→バス利用部分  現実:紫→歩き部分、黄緑→山道部分
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(´Д⊂


こういう緩い坂道(あっ、吉野駅から先はほぼ坂道です)を30分ほど進んでも、
一向にロープウェイの吉野山駅に着かない…。
っていうか…もうバスの時間…ない…(次便は2時間後…
…道…間違ったんじゃ… (゚Д゚;)アワワワワ(ここで気づく…というか確信する)
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道沿いにあった野生のほおずき、野生のくり。
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後の二人に道を間違えてることを告げて、バスも乗り逃したことを告げる。
国道部分も行程の半分ぐらいまで来てしまっていたので、しかたがないのでこのまま歩いて行くことに。
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日陰は涼しいんだけど、日向は暑い!
緩い坂道をずっと上ってるので、全員汗ダクダク。…一応全員に登山ルックを推奨してきてよかった…。


しばらく歩くと太閤花見塚を発見。
…ネット散策をしてここ知ってたけど、楽プランを組む時(こんなとこ行かないよ…ははっワロス
って真っ先に切り捨てたのに…
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花見塚広場へは、国道から横道の獣道をいかなきゃならんそうで、
後の二人は行かない!と休憩モードに入ったので、一人で散策することに。
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ちなみに小道の左側は崖だよ


この先はさらに草が生え放題で、最後には道を封鎖している薮をかき分けて階段を上る。
まるで佐和山の道程を思い出すなぁ…。
小道の確保や、土で作った階段、花見広場にはベンチまであったので、
桜シーズンには整備されてるのかも。今は荒れ放題状態。

10分強進んで、到着。
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現地に着いて景色をみたら、すぐに戻って休憩中の二人と合流。
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ここで12時になりました。(ということは駅からここまで2時間歩き…


また少し歩くと、国道沿いに小判井戸発見。
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太閤花見の時に茶の湯の水にしたそうです。
柄杓がセットされていたので、酌んで手や顔を洗い、汗を落とす。ひゃぁ〜冷た〜い〜!


またまたしばらく歩いて、国道沿いに如意輪寺用の駐車場を発見。
どうやら国道の旅はここまでのよう。
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階段を下りて行って、寺に向かうと…
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如意輪寺
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裏口から入ってきたようで…。(写真は正門入り口

日蔵道賢上人の建立、南北朝時代後醍醐天皇の勅願寺、1346年に楠木正行(正成の長男)が四條畷の戦(足利尊氏軍との戦)に際し、最後の戦いとの覚悟の 上、本堂(如意輪堂)に詣で正面の扉に鏃(矢の先)で辞世「かえらじと かねておもへば梓弓 なき数に入る名をぞとどむる」と刻んで出陣をした。
…そうです。はい。


この寺内から階段を上ると、後醍醐天皇陵にも繋がってマス。
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後醍醐天皇
1300年代を生きた人。
貴族天皇一族内の権力抗争下、天皇になったものの自身が傀儡扱いで不満爆発、
裏から天皇家を操る鎌倉幕府倒幕を計画する。
その後、圧力をかけられ三種の神器を持って都より逃亡。
楠木正成ら反幕府の人材を得て挙兵。対する幕府側は足利尊氏らを派遣したが尊氏が寝返り、逆に幕府を滅ぼす。
やっと復権した天皇はいろいろ制度を整えるが、現実無視のドリーマー政策だった為、周りに総スカンを喰らい、すったもんだの末、また三種の神器を持って都より逃亡。
「神器を持ってるから自分が正統だ!」と吉野で朝廷を開いたが、しばらくして病死。



寺を見た後、さらに奥のバスで行く予定だった場所を目指す為、最短距離のハイキングコースに突入。
…振り返ってみるとこのハイキングコース、整備されてない場所(某佐和山)にありがちな「ハイキング」の定義を疑う様な道のりだった。
稚児松地蔵経由、吉野水分神社を目指す。
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道はコンクリなどで整備されてるんだけど、どんどん勾配がキツくなってくる。
草もしばらく刈ってないのか、伸び放題で歩きにくい…。


稚児松地蔵到着。
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はぁはぁ言いながら、ここで水分休憩。


休憩も終わり、さらに進んで行くけど…ここからが酷かった。
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ほぼ階段でした、ありがとうございました。
写真を撮る心的余裕もなし。 (lll´Д`)
草は伸び放題、そして終わりの見えない階段地獄が続いていく…。


小一時間ハイキング?コースを進むと、ようやく生活道路に出てきた…。


このとき、コンクリと人家の景色がありがた過ぎて叫びたくなった。



吉野水分神社の近くのお茶屋さんで休憩。
冷たいお冷やが出てきたときも、うれしすぎて泣きそうになった。
上左:くずしるこ、上右:くずもち、下:くずきり
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私はくずきりをチョイス。
くずきりの入ってる汁がゆず味の優しい甘さの蜜で、ごくごく飲み干す。…ううぅおいしい。
お茶は梅茶。しかもあられと金粉入り。…ううぅおいしい。
民家を改造した様なアットホームなお茶屋さんで、セットで一人500円もいかなかったと思う。
…超おすすめデス。


吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)
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ザ・世界遺産。
社殿は重要文化財。
天之水分大神を主神とする、お水の神様。
「みくまり→みごもり」という語呂合わせで、子宝の神様としても信仰されてるらしいです。

社殿は1604年豊臣秀頼の再建で、またか…秀頼…。
御神輿は秀頼が寄進した現物ものらしく、縁側にほいっ!と置いてあって間近で見放題でした。



お茶屋さんでの聞き込み調査で、
この先の金峯神社西行庵への距離や、バスの時間、下山の道などを情報収集して計画修正。

この先、奥千本口(当初バスで着く予定だった場所)までは地元の人の足で40分ぐらい、
下山を考えるとこれも地元の人の足で小一時間。(ちなみに舗装はずっとされた道を歩けるらしい
バスは過疎便すぎて正直時間が分からない。(オフィシャルHPなし
「桜シーズンだと17時ぐらいまであるんだけどね、たぶん15時過ぎが最終便だと思うよ…」と助言をもらい、時計を見るとただ今14時15分。

…。
(もし上まで行ってバスを逃すと、もう心が折れる…


今までの道と、これからの道
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下山方向のバス停位置を聞き、バスを考慮に入れつつ、ぶらぶら観光しながら山を下りることに。


下りは景色を楽しみながら進む。
…ううっ、綺麗だ。
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…これは…もう観光じゃなく登山といってもいいだろうか…




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つい今しがた山道をやってきた奴らにとっては、この人造的舗装はとても嬉しい。

この辺はまだ下りの勾配が急で、民家がポツポツという感じ。



竹林院
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聖徳太子が黒駒に乗ってやってきて建て、椿山寺(ちんざんじ)と名付け、
後に空海が入峰の際に滞在して、常楽寺椿山(じょうらくじちんざん)と号し、
ここの庭園を太閤花見の際に、千利休が手入れをしたそうです。



この辺りから観光地らしくなってくる。
沿道にはお土産屋が並び、勾配も緩くなってくる。人にもそこそこ出会う…
土産物屋を覗きながら、密集する史跡をぶらぶら見学する。



桜本坊
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元々は金峯山寺の塔頭だった場所だそうです。
天武天皇&持統天皇夫婦の勅願で建てたらしく、理由は吉夢を見たから。

671年、近江の兄天智天皇の元から逃げ出した大海人皇子(後の天武天皇)は、「桜本坊」の前身、 日雄離宮にとどまっていた時、桜が咲き誇っている夢を見ました。そこで占わせると「桜の花は花の王と云われています。これは、皇子が必ず皇位に着く知らせ です」と答え、後に壬申の乱に勝ち皇位に着いた天武天皇は、桜の花が咲いていた所にお寺を建立し、勅願寺として名を「桜本坊」としました。  byぐーぐ る先生



勝手神社
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ただいま立ち入り禁止だそうです。
1604年に秀頼がまたまた再興してます。1644年、1767年、2001年にそれぞれ焼失。…何回焼けるんだ(汗
鎌倉幕府お尋ね者、絶賛逃亡中の源義経と静御前がここ吉野に隠れ住んでいたが、政局が変わり天皇も反義経になってしまった為、妻とはここで別れ京へ行く様路銀を渡した。が、護衛の部下が路銀をぱちり逃走。この辺で静御前は捕縛されたそうです。 by吾妻鏡

祭神は愛鬘命(うけのりかみのみこと)。仏名は毘沙門天。



吉水神社(よしみずじんじゃ)
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ザ・世界遺産。
650年辺り、役行者の創建(伝)。
後醍醐天皇が作った南朝の大本営(皇居)がここだそうです。this is 南朝.
ちなみに太閤花見の時の本陣がここ。
右上写真は一目千本といって、この(春の)景色を見て秀吉が「絶景じゃ!絶景じゃ!」と大声をあげてはしゃいだそうです。



ちなみに吉水神社へ行ったのは自分一人でした。
後の二人は「階段を上り下りしたくない!」(メイン道路からちょっと離れてる)と、お茶屋で休憩タイム。

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見終わった後合流して、私もお茶タイム。
葛餅と抹茶。このセットは800円ぐらいだったと思う。



金峯山寺蔵王堂
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ザ・世界遺産。
白鳳年間に役行者がここで金剛蔵王大権現(修験道独特の本尊)を感得し、祭祀したのが始まりだとか。
修験道の総本山がここ。
うおっ!っと思う程、建物がデカイです。はい。(高さ約34mで木造建築では東大寺大仏殿に次ぐNo2

上に置いたデカ景色写真にも、ばっちり映ってます。



金峯山寺の仁王門
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1455年再建。
金峯山寺よりすこし下って行くと、離れてあります。これも国宝。



吉野ロープウェイ
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ロープウェイ乗り場へ着いたのが16時ごろ。
現存する、日本最古のロープウェイだそうです。
次便は16:20だったので、中に入って座って待ってました。
ハコの中から…もう下の駅が見えるよ…。近っ!
乗車時間は3分程で、片道350円。


吉野駅には16時30分ぐらいに到着。うぅぅ…まさかこのような旅になるとは…。

振り返ってみると、
ゆったりプラン「ぶらぶら世界遺産の旅」が、
「太閤花見の史跡を巡るツアー」に変わってたという…


追加データ。
標高:吉野駅 223.52m → 吉野水分神社 597.28m → 金峯神社 755.33m(行かなくてよかった…)
(デジタル標高データツール使用

がっちり登山修行をしてきますたよ…。
花見客だった武将達も、めんどくさかっただろうな…。
あー今回も西行関連…行けなかった…。


吉野16:38発→大阪阿部野橋18:12着
<料金

吉野→大阪阿部野橋 950円

乗り換えなしの急行に乗って、くたくた部隊は大阪へ帰っていきましたとさ。
おつかれさまでした。
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