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古墳と触れよう! 飛鳥散策レポート2

(つづき)

時間はただいま、お昼12時過ぎ。
ごはんの時間だよ…(クーラーの効いた店でアイスコーヒー飲みたい
と、ニヤニヤしつつ橘寺を後に。

簡易地図によると、ここより少し先に飛鳥観光会館があるらしい。
そこなら良さげなごはん屋があるだろう。( ̄ω ̄)
このまま東へ進めば、橘寺→観光協会→岡寺という順路になってるもん♪

飛鳥川を越え、岡寺への看板を目印に歩く。
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大きな道路に出たが、そこの看板には「岡寺・石舞台はこっち!」と飛鳥川に沿った方向を指している。
うん、信じて歩いてくんですが、なんか…どんどん南にきてない…?
なんだか雰囲気が怪しくなってきたので、切りのいい信号で曲がり、細い民家の生活道路を突っ切り東へ。
…こっちでいいのかな…と不安げに進んでいくと…

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ででーんとこの鳥居が見えた。
…ちょっ、おい、看板!w (危うく石舞台まで歩くとこだった…
結局、観光協会は見つけることができず、開いてる飲食店は地域密着型のお寿司屋さんだけだった…。 (´・ω・`)
近くの自販機でアイスコーヒーのミニボトルを買い、道中飲み飲み、岡寺へ向かうことに。

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ネット予習で坂の上とは仕入れていたが、…やっぱ結構な坂の上だった。
最初は勾配の緩やかな道が続き、どんどん急になってゆく。この感じは葛城山… (;´Д`)ハッ!

ーこれからの道順ー
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こちらは岡寺の道行きにあった岡本寺
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ぐーぐる先生によると、飛鳥時代、舒明天皇の岡本宮ともいわれる旧蹟だったらしい。

ここを過ぎるとねぇ…キツいんですよ、勾配が。
帰りに逆側から撮ってみたんですが、わかりづらいか…。駆け下りると止まれなくなる感じ。
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ふひぃ、ふへぇ…と虫の息で、やっと到着。

第七番札所 龍蓋寺(別名、岡寺
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入山料300円→切符提示で2割引の240円に。

着いたはいいが、本堂へ行く為にはまだまだ登るよ…。
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階段を登った先には立派な本堂が。
まずは「ご自由に」と書かれているので、鐘楼を鳴らす。ごーん(ーωー)

本堂に上がって、 またもや人が居ないので座ってしばし休憩。
ここは「義淵僧正」が建立した寺で、
オフィシャルHPによると、
>門下には東大寺の基を開いた良弁、菩薩と仰がれた行基、その他にもおよそ奈良時代の高僧といわれる人は皆、義淵僧正の教えを受けたといわれています。
…らしいです。
中にはデッカい仏像(如意輪観音座像)があって、異様な雰囲気です。
内部撮影禁止だったので、オフィシャルHPに行けばいろんな写真がみれるよ。
(塑像(土の仏像)では日本最大、日本三大仏のひとつで重要文化財だそうです

この本尊からは紐が外に繋がっていて、握ったらご本尊の功徳をゲット&縁を結べる(こら、言い方!)ということで、しっかり紐を握ってきました! 功徳ゲットだぜ!


そしてもっと圧巻だったのが、展示室に西国三十三所のミニチュア仏像を網羅していること!
ひとつ1m弱の金色仏像が33体並んでいるのは壮観!

ふへ〜〜と阿呆な感想を漏らしつつ、寺のぐるりを巡ることに。


…これがね、また階段なんですよ。
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…登るっ…登るったら!

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途中で瑠璃井という井戸があったので、そこで手顔を濡らして涼む。
最奥のお稲荷さんまで登ったら、今度は曲がって上部より本殿を眺めつつ、三重宝塔へ。

ここで何匹かイモリ(ヌメってたので多分こっち)に遭遇。
…ここ以外にもイモリに結構遭遇したんだけど、飛鳥のイモリって背が蛍光水色なんだな。
色のドギツさにウホッ!っとなったよw


三重宝塔(えっ、向き?
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ここからの眺めが素晴らしかった! 眼下にそびえる飛鳥の町並み。
この塔の麓で少しだけ休憩。…蟻がデカイ。

いいもん見れました、ありがとうございました…ということで、下山。下りは楽でいいね。

さぁ、どうするべか…ということで、簡易地図を見て悩む。
この近辺は観光地が密集してるんだよな。う〜ん。
甘樫丘も考慮にいれて、道沿いに何かあったら寄り道しよう!と、とりあえず飛鳥寺を目指す。
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飛鳥寺までの風景。まだまだ日差しは強くて…。田が青くて静かだなぁ〜。
途中、酒船石万葉文化館の前を通ったケド、迷ったあげくパス。もうまっすぐ飛鳥寺へ行きます!

(遠いなぁ…)とだいぶ歩いた後、ようやく到着。


飛鳥寺
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拝観料は300円。
蘇我氏の氏寺だそうです。
蘇我馬子発願・創建の日本最古の本格的寺院だそうですが、鎌倉時代に雷火災で本尊は大破(頭と手のみ残った)、建物は壊れ、以後、江戸時代まで再建されず、数百年間粗末な小屋のみで雨ざらしだったそうです。
もしキチンとした形で残っていれば余裕で国宝級、でも修復部分の割合が大きいから重要文化財どまり…で悔しい(UGG…)と寺のポスターに貼ってありました。

中では積極的に飲食系のオリジナル土産なんかも複数販売していて、商売上手だなと思いました。


最後にここでも(たぶん)鐘楼を突いて、寺の近くの入鹿の首塚へ。
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こーんな感じの畑の中にあります。

入鹿の首塚
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首塚を後にして、次目指すのは甘樫丘。
その道中で考えてました。

一番悲しいのは忘れられた神様だな、と。
どっかで読んだ本に、憎まれたり征服されたり飲み込まれたりするよりも、忘れ去られた神が一番悲惨だ、と書いてあったっけな。
歴史でもアンチがいるのは、まだいい方なんだろうな。
存在したことすらも消え失せて、なかったことにされるのが一番悲しい。
ー 飛鳥時代、蘇我の権力の象徴でもあったこの寺も、蘇我氏が滅亡して時が過ぎ、何百年間も壊れた大仏は
粗末な小屋で雨埃に晒された ー
つぎはぎだらけの大仏を見た時、言葉にできない虚しさを感じました。うん。(´・ω・`)



さぁ、ここからはラストスパート。
甘樫丘に向かいます。

ーこれからの道順ー
画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/53fcee40803de136cae09155c36f843b/1250541773" は壊れているため、表示できませんでした。


飛鳥川を越えると見えてくる、こんもりとした山。…これが甘樫丘です。

この付近の自動販売機で山登り用水分のお茶を調達。
うん、昼ご飯まだなんだ…

さぁ行くか!
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最初からクライマックスでしたありがとうございました。
上の地図を見てもらえれば分かると思うんですけど、丘の途中で止まっている部分が、最高位置の甘樫丘展望台です。(標高148m

…つまりまた階段地獄。
蛍光ブルーのイモリもにょろにょろしているよ!


はい、着きましたよ。 (;´Д`)ゼーハー

甘樫丘展望台
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広場には景色の説明盤もあるので、だいぶ親切です。(写真は西向き

この丘の中腹と麓に、蘇我蝦夷・入鹿親子の屋敷があり、大化改新によって入鹿が中大兄皇子に倒された直後、蝦夷はその邸に火をかけて自害したといわれている…そうです。byぐーぐる先生

あんまりゆっくりしていると、またもや巨大蟻に足をたかられるので、景色を楽しんだら下山。

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甘樫丘を下りてすぐにあるレストハウスにてゆっくり休憩。
ここでやっと陽が陰ってくる…。

ここから一気に橿原神宮駅まで戻る!
上の地図の様に、長い道行き…。(途中で曲がる筋を1筋間違えて、余計遠回り

人っ子一人いない田んぼの脇を通って、陽が陰って歩きやすくなった道を行く。

…やっと駅前にでれた!
うどんを…温かいおうどんを食べさせておくれ…
駅前には、マクドナルドor王将orガストorなか卯orイズミヤの五択。…なか卯!
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肉ッ気が食べたくなくて、一番シンプルなヤツにしたら290円だった。…安ッ!Σ(´д` )
ただいま15時です。


涼しいチェーン店で少し回復したし、帰るにはまだ早いか…ということで、前回の近鉄線の旅で行けなかった橿原神宮に行くことに。

ーこれからの道順ー
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駅から神宮が近いといえども、今の状態では長く感じる…。


はい、到着。


橿原神宮
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鳥居がカッコいい!
でかい鳥居って…いいよね!

大きな神社系って、空間のとり方が贅沢だよね。…それがグッとくる。
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本殿に参拝しようとすると…
がーん!! 工事中…だと…!
どっかでこのパターン見覚えが…(by熱田神宮

…さぁ、帰るか。


この橿原神宮の北側に神武天皇陵があるそうなので、北の出口から出て行こうとすると、
通路に「畝傍山登山口はこちら」の看板が…。(だいたい日本の神様って山がご神体だったりするよね… ←心の声
…いっいやだなぁ〜、行きませんよあはは…。

見ないフリでスルーしました。(標高199.2m


そして旅のゴール、畝傍御陵前駅(うねびごりょうまええき)に到着。
画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/53fcee40803de136cae09155c36f843b/1250257875" は壊れているため、表示できませんでした。

おつかれさまでした!



追記>
料金比較データ:
◎飛鳥巡り切符→1380円
◎なんば〜飛鳥駅→690円、畝傍御陵前〜なんば駅→610円、施設割引→110円
合計:1410円


結果:現金でも充分だけど、桜井もついでに回るならお得かも。
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